メッセージ

Message

President Kotaro Suzuki

創業主意 「わが国の福利を増進するの分子を播種栽培す」

 「いま一粒の種をまく、それは我が国、日本の幸福、利益を増進する芽ばえを期待して、いまその種をまくのだ」と言う、当社創業者兼松房治郎が創業の際に宣言した主意です。「わが国の福利」とは明治時代に日本人が経済を発展させるための共通した社会的使命観でした。現在では、一般公共の利益、社会貢献、国際社会への寄与、人類への貢献などに通じる考え方であり当社の企業活動の原点となっています。この主意を受け継ぎ、基本理念にまとめたものが、1967年に兼松江商として合併を機に制定された「われらの信条」です。

 兼松のベトナムでの歴史は長く、1941年にハノイとサイゴンに事務所を開設して以来、長きにわたって様々なビジネスに関わり、今までベトナムの経済発展とともに成長して参りました。そして、2014年には、駐在員事務所から「KANEMATSU VIETNAM CO.,LTD.」として現地法人化致しました。現在では、食糧、食品、化学品、電子デバイス、鉄鋼など、幅広いビジネスを展開しております。

 新たなテクノロジーやDX(Digital Transformation)による産業構造の変化の中、様々な要因により不確実性のリスクが高まり、今後も予想できない状況に直面すると思います。130年の歴史の中で培ってきた、長期的なビジネスパートナー、グローバルネットワーク、そして我々が実際の経験を通じて得たスキルや能力を活用すれば、将来においても必要不可欠な存在になれると信じています。

 今後ベトナムと日本はビジネスにおいて、益々互いに重要なパートナーになっていくと確信しております。そして、ベトナムはASEAN市場においても、最も影響力があり、リーダーシップを発揮できる国の一つになると思っています。ASEANという人口6億5千万人の市場が、経済、文化、サービス、通貨、流通など単一市場として世界の経済に大きな存在意義を示すことになると思います。そんな中で、我々はベトナムそしてASEANの輝かしい経済発展に寄与できるように、従業員が「ONE TEAM」となってチャレンジを続けて参ります。

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2021年 9 月1日

兼松ベトナム

General Director

鈴木 耕太郎

(+84)28-3910 5536

月曜日から金曜日8:00~17:00

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