兼松ベトナムは2024年4月23日から26日までシンガポールで開催されたFHA F&Bフェアを訪れました。この展示会は、食品・飲料業界の主要企業がグローバルに新たな機会を発見し、市場を拡大するための主要なプラットフォームです。このイベントでは、食品・飲料業界の最新トレンド、革新的製品が紹介されていました。
「持続可能な食の未来」と「テクノロジー&サービス」エリアが特に注目を集め、革新的な技術、新しい食品、食の未来の持続可能性を脅かす脅威に対するソリューションが紹介されており、消費者が食品を購入する際、個人の健康だけでなく、環境についても考慮するようになっていることがよくわかります。消費者が健康に良い食品や環境に配慮した食品を積極的に求めることで現在の健康食品のトレンドが形成されています。
多くの食品メーカーは植物由来蛋白の先進的技術を応用して作られた商品を積極的にアピールしており、パッケージには 「塩味、甘味、コレステロールを抑制する効果がある 」といった、製品の持つ健康食品としての側面も消費者にアピールしていた。
持続可能な食品を求めるトレンドは、世界中で爆発的に広がっている。これは環境保護と消費者の健康増進に貢献するポジティブなトレンドと言える。兼松グループの食品部門が目指すゴールも同様であり、コーヒーではレインフォレスト・アライアンス認証、水産物ではMSC/ASC認証など、持続可能で環境にやさしい農水産物を開発していきたいと考えています。また、世界的な食料危機を防止し、食品産業の持続可能な発展を確保するために植物性食肉などの代替食品を開発することも私たちの目標です。